ソープランドで出くわした時間稼ぎ嬢の手口
お相手は湯屋にお任せ格安クーポンを利用しての登楼。
予約時間の23時よりも20分くらい早く到着。
かなり暇だったらしく、カウンターにて9枚ほど女の子たちの写真を見せられ、「この中に遊んだことがあるコはいますか?」と質問される。
「 NO 」と答え、控室へ。
状況的には、全員待機状態ということでありんすね。
わっちの後から直ぐに同士が入ってくる。
荷物を置いて汗をぬぐいなさる。
するとカーテンがあき店員さんが顔をだす。
わっちの番かと思いきや、呼ばれたのは今入店したばかりの兄御。
予約でもしていたのだろうと、特に気にせず、その時を待ちました。
しかし、なかなかお呼びがかかりません。
ははぁん。
指名が入るかもしれないので、ギリギリまで待って指名からあぶれた嬢の中から誰かをあてがうつもりですな。
それはそれ、別に文句はござりんせん。湯屋さまも商売。当たり前にありんす。
それにしても、時間を過ぎてもお呼びがかかりません。
3分ほど経過してやっと声がかかりました。
その嬢は、明るく大きな声の持ち主。
元気にあいさつをすると、さっさと階段を上っていきます。
部屋に入ってからも、ソーシャルディスタンスを保ちながらわっちに質問を浴びせてきます。
わっちも無理にイチャイチャするつもりはないので、普通に接しておりました。
違和感を覚えたのは、お湯の量でありんす。
もう既に9割ほど溜まっているのに、「 お湯が溜まるまであと2、3分待ってね 」と言われたこと。
接客直後でちょっと間を置きたいのかと思いもしたけれど、ヘブンというサイトで下見したかぎりでは、わっちが電車に揺られている時には、全員待機中の表示でございましたからね。直後ということはござりんせん。
それに、会話のかなり早い段階で、客人からのクレームに関するものがありました。
「 すごい喜んで帰っていったのに、あとでお店にクレームを言ってきた人がいて悲しかった。あとから言うくらいなら、その時に言ってくれればいいのに 」
などと言うものだから、わっちもついつい嬢の肩を持ってしまう。
この嬢の一つの手でありんすね。
同情させ、味方につける。そうすることで、「 俺は違うぞ 」という心理にさせる。
「 そいつひどいな 」なんて言わせることができれば、人は自分の言った言葉にコミットするから、クレームの声をあげにくくなる。
心理の理屈を学んだのではなく、多分、風俗で働いているうちに処世術として身に付けたのでござりんしょう。
するどい貴兄なら、「 そんなことで肩を持たないだろ 」というツッコミをされるかもしれませんが、この嬢は、そう感じさせないようにふるまっているのでありんす。
ご対面時には満面の笑顔。そして明るく大きな声でハキハキと喋る。裏表のないような接客をなさり、実はこんなに小ズルいなどとは思われないように振る舞っているのでござりんす。
そして、質問攻めの中で、今までで一番ひどかった嬢の話をわっちから引き出し、共感してみせて、それとは「 私、自分まるで違うでしょ 」アピール。
珍遊記にも記したけれど、湯舟の中でも話が長く続き、いい加減で不安になった時には、実に33分が経過していたのでありんす。
嬢は急ぐでもなく、「 あ。でも大丈夫、しっかりサービスさせてもらいますって! 」などと自信たっぷりにのたまう。
残りわずかな時間の中で、いったい、どれだけのサービスができるというのだろうか? はなはだ疑問であるが、かすかに期待して股間を膨らませたのはわっちです。
そしてさらに、嬢の時間稼ぎは続いたのでありんす。
リモコンを手に、悠然と照明の調整、そしてこんな事を言ってくる。
「 ねえ、部屋寒くない? 寒かったら遠慮なく言ってね。調整するからね 」
わざわざエアコンの下にまで行って、送風口に手をかざしてみせる。
ここまできて部屋の温度なんてどうでもいい。クレームを回避する為の、わたし良いコでしょアピール以外のなにものでもござりんせん。
結局のところ、リップサービスはルーティンであっさりしたもの。
それにキスはしたくないらしく、軽く催促したら、微笑んで軽くクチビルをあててきただけ。胸の愛撫もされないように密着してガード。
これのどこがサービスなのでございましょう。
そして、スタートが遅いにも関わらず、終わりは余裕をもって終わらせる。
フィニッシュして、身体あらって湯舟にまでつかって、しっかり水気をぬぐって、ゆっくり服を着ても時間があまった。
プレイ時間なんてほんの数分ではないだろうか?
それでもフィニッシュしたのだから、早漏バンザイ! 愚息よ、ほめてつかわす。
そう言えば、よくよく思い返すと、この嬢は最初に3分、時間を稼いでおりんす。
お店によるけれど、嬢が部屋から「 用意できました 」とフロントに電話で知らせたときからカウントダウンが始まる。
小さな紙きれに客の名前と上がり時間が記入され、部屋から降りてきた姫にそれが手渡される。
だから、「 用意できました 」コールをした後、かるく時間を稼ぐ嬢がいる。
今回の嬢もまさにそれだろう。
声がかかったのが23時03分ころ。
終了のコールが鳴ったのが23時50分。
嬢によっては、終了時間の書かれたメモを客に見えるようにベッドサイドに置くコもいるが、そう言えば今回の嬢は紙をベッドサイドにはおいていない。きっと隠したのだろう。
見送られた階段で、笑顔と明るく大きな声でのお別れ。そして、一瞬あてただけの浅すぎるキス。クレームを入れさせない為の最後の予防線でございましょう。
わっちは、クレームをいれるつもりはござりんせん。
その嬢が空いている時は、お任せクーポンは利用しないことにする。
いや待てよ「 このコだけは、候補からはずして欲しい 」と言おう。
それはできないと言われたら、その日は他の湯屋にいけばいいし、理由を聞かれたら時間稼ぎが酷いからと伝えてしまおうか。
そう言えば、格安クーポンを使うと、嬢の懐にはいる額が下がるとも聞く。
だから、この扱いだったのだろうか?
いずれにせよ、格安クーポン利用だろうが、50分コースなんて、慌ててシャワーを浴びて大急ぎで着替え、姫のせいではないのに、「 最後ドタバタしてごめんね 」なんて言われる。
短いなりにも、メイッパイ楽しませようという姫さんが殆どだ。
わっちは、滅多に本指名はしないけれど、楽しく遊ばせてくれた姫には「 またね 」と告げる。そうじゃない嬢には「 じゃあね 」と告げる。
別れ際、なにか声を掛けられたが、わっちは無言で頷き、湯屋をあとにした。
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※ 画像と記事は関係ありません。画像はAIアプリを使って生成したものです。

